今回はモンゴル国内での交通手段についてです。
まず、モンゴルには日本のように電車・地下鉄・新幹線などはありません。長距離バスはお世辞にも快適と呼べるものではないし、直にチケット売り場に行き自分で購入するのも一苦労です。英語でネット予約できれば利用者も増えるだろうになぁ。
でもまぁ、バス購入時に並んでる人が面倒見てくれたり、他のバスの運転手さんがバスの場所を教えてくれたり、いい出会いや発見に巡り会えるのでアナログの良さもありますけどね(^^)
それでは、主観的ランキングの発表です!
1位 車
圧倒的に楽!テントを積んでいけば宿泊費も掛からないですしね。運転手や日本語ガイドなどを雇ったらもちろん値段が割増になります。国際免許証を使えないのも不便…。
車を持ってるモンゴル人か、モンゴルで免許を持ってる日本人の友達をつくることをお勧めします。笑
ガソリン代は日本よりちょっと安いくらいです。
2位 長距離バス
何しろ安いので、コストを抑えたい人にはオススメ。道中は、車の故障や故障してる車のヘルプ、道を間違えるなど、何があるか分からないのもバス旅の醍醐味です。
時間に余裕がある人向けです。モンゴル語をある程度知ってた方が安全かつ楽しいです。
バヤンウルギー行きのバスでは同郷の人(カザフ族)ばっかりで、乗客みんなでカザフ語の歌を歌っていました。私は酔っ払いに絡まれ大変な目にも合いましたが、たくさんの人が守ってくれたことから、モンゴルでは他人との壁など存在しないと学びました。今ではいい思い出ですね〜。
3位 馬とラクダ
他の交通手段はどれもイマイチなので、短距離用でしたが馬とラクダをランクインさせました。モンゴルっぽいし(^^)
交通手段としては、車が入れない山奥に行くときに乗りました。ラクダに荷物を載せ、人間は馬に乗って移動します。遊牧民が季節に応じて移動する伝統的な方法です。最近では車に解体したゲルを積んで移動する人も多いみたいですが。
生き物なので、馬から好かれずに振り落とされたり、足を踏み外したりともちろん危険はあります。私も崖や川を通りながらドキドキハラハラしました。
でも馬って賢くて、自分で安全な道を見つけるみたいなんですよね。デールを着て歌を口ずさみながら乗ると、馬に気に入ってもらえると聞いたことがあります。
そのほかの乗り物
・市内バス
一回乗るのに500T/約35円。ナライハ(UB中心地から約20km離れた田舎)までは900T/約63円でした。元々は運転手の他にお金を集める人がいたんですが、私がUBを離れた一ヶ月間(2015年7月中)でICカード化し、現金で払ってもお釣りが返ってこないシステムに。
バス車内はスリが多いことで有名です。周りを警戒するのに神経使うし、渋滞で全く来なかったり乗った後も進まなかったりで私はあんまり好きじゃありません。
・軍用車?69(ジャルンユス)
バヤンウルギー市内からアルタンツォクツに行くときに乗りました。頑丈ですが、乗り心地は良くはありません。というか5人乗りの車に10人とか乗っちゃうので自然と窮屈になりますね。
・タクシー
キロ1000T/約70円が相場。観光地行きのバスは高く、乗り合いのはちょっと安め。UB市内ではぼったくりや犯罪に巻き込まれたくなかったので、私は極力一人で乗らないようにしてました。
・飛行機
早いけど高い。ホブドからUBまで(41,000T/約3万円)!操縦士が酔っ払ってることもあるとかないとか…。
・列車
貨物列車がよく走ってますが、人が乗れるのもあります。モンゴル全域をカバーしてるわけではなく、バスに比べると遅いし値段も高いというマイナス面が目立ちますが、聞くところによると景色がいいそうです。ロシア〜中国間を走る国際列車もあります。これだけ今回乗れなかったので、次回リベンジです。
普段の記事もそうなんですが、個人の書く文章やブログってやっぱりその人よりの考えになりますよね。上記したのも私の経験したこと・それから感じたことをまとめたものなので、必ずしも「そうなんだ!」と鵜呑みにはしないでください。モンゴル旅行をする際の参考になれば幸いです(^^)
「食」記事担当yukiです!趣味は旅、カメラ、ツーリング、家事、などなど。モンゴルに行ったら遊牧民のゲルにお邪魔して、羊や牛の搾乳をしたり馬に乗らせてもらったりしてます。モンゴルの伝統的な肉料理から都会のおしゃれカフェまで、いろんなジャンルの「食」について紹介していきまーす(^^)