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冬のモンゴルの服装を上から下まで全解説!冬乗馬や遊牧民宅で凍えず快適に過ごすための服装8選

冬の乗馬

真冬のモンゴルはマイナス50度にも達することがあります。

モンゴルの首都ウランバートルは、世界一寒い首都としても有名ですね。

そんなモンゴルを冬に旅行する方に向けた服装を解説いたします。

※主に遊牧民宅で乗馬をする場合の服装をご紹介します。都市部であれば、建物の中や店内は温かいため、ここまでする必要はありません。

頭 撥水性のあるロシア帽子

ロシア帽子

田舎の遊牧民ゲルでは雪が降ったり強い風が吹くことがあるので撥水性のある帽子がおすすめです。ロシア帽子と僕は呼んでいますが、写真のような耳がついているものが良いですね。

耳 ロシア帽子の耳当て

ロシア帽子

帽子と同じ帽子ですが、帽子についている耳当てを使うのが良いです。別で耳当てがあっても良いですが、耳当てとして分離されているものより、マフラーで耳まで覆うか帽子の耳当てを使う方が隙間がなくなるので良いです。モンゴルでは一つ一つの装備品の性能よりも風をいかに防ぐかが大切なため、とにかく風を体の中に入れないような服を意識しましょう。

写真は空港なので、マフラーで耳当てを巻き付けることは行っていません。すごく寒い時はマフラーで耳当てを巻き付けてぐるぐる巻きにして目だけ出します。

顔 サングラス

サングラスは必須です。雪の光が強く、昼間の太陽の光もなかなかです。平野部の風の通り道に、稀に息もできないぐらい寒い場所があったりするので、そういうところを抜ける時は顔も完全に隠す必要があります。大きめのマフラーで目以外を覆うのが良いでしょう。

首 大きくて分厚いマフラー

似たような写真ばかりで恐縮ですが、大きくて分厚いマフラーが良いです。普段は首を守りつつ、めちゃくちゃ寒い時は顔も覆うために使えるようなものが良いでしょう。

乗馬時にマフラーで寒さ調節をするのが良いです。暑くなってきたらマフラーを少し緩ませたり、寒くなってきたらマフラーを顔まで覆うようにできると良いですね。

体 

トルボ湖にて

僕のおすすめ重ね着を下からご紹介。

半袖シャツ、極暖長袖シャツ、パーカー、ウルトラライトダウンジャケット、ダウンジャケット、モンゴルデール

通常はダウンジャケットまでで大丈夫ですが、吹雪いたりした時はモンゴルデールで全体を覆うと安心です。基本的にはユニクロで揃えます。

写真はダウンジャケットまでですね。

手 薄手の温かい手袋+防水防風手袋

バヤンウルギーにて撮影中

手袋は基本的に2重にします。薄手の温かい手袋はヒートテック手袋のようなものです。最強に寒い時は3重にした上で手にカイロを貼り付けたこともありますが大体は2重で大丈夫です。

ズボン

冬営地の裏山山頂

僕のおすすめ重ね着を下からご紹介。

パンツ、極暖パッチ、ジャージ、防風ズボン、もこもこズボン

防風ズボンまでで通常は行けますが、かなり寒い時はもう一つズボンを重ね着できるものがあればベストです。

足先 足先カイロ+靴下+モンゴル靴下

遊牧民の子供

足先が冷えると凍傷になる恐れがあるので足先カイロは必須です。寒いと思ったらつけれおきましょう。靴下も2重がマストです。モンゴル製の暖かい靴下が一番ですね。

靴は登山靴か革靴のような寒さにある程度強いものがオススメです。夜の雪山を歩くとかでなければ案外普通の靴でも大丈夫だと思います。

スニーカーでも防水がある程度あれば大丈夫です。

凍った地面の場合はスパイクでもない限りはどうしても転ぶので、靴の差はあまりありません。転びながら進むつもりでいてください。

ただやはり冬のモンゴルで最強なのは写真に写っているようなモンゴルで履く冬用ブーツです。ツォクトモンゴル乗馬ツアーでは靴も無料で貸し出ししているので、冬に渡航される際には依頼しておきましょう。ただ遊牧民が履いている靴になりますので悪しからず・・・

動画でもご覧ください。

冬のモンゴルで寒さを防ぐために一番大切なこと

服装で防ぐのも大事ですが、僕的に一番意味があると思っていることは、羊肉をたらふく食べまくることです。羊肉は体を温める効果があります。逆に冬のモンゴルでご飯をあまり食べないと必ず体調を壊します。ミルクティーをたくさん飲みながら出される食事はたくさん食べてください。

お腹がいっぱいではち切れそうなぐらいまで食べることをお勧めします。羊肉を大量に食べてウオッカを飲むと外の寒さが逆に気持ちよくなります!

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