どうも!最近オールマイティに書くようになってきたYukiです。
今回は、あるテント泊の流れをまとめました。日本人女性の旅行者2人が2泊3日のテント泊に行くということで、通訳として同行してきたものを記事にしました。
※出発の当日に2人と私が同い年ということが判明したので、敬称は省き実際に呼んでいたあだ名での登場となります。顔出しもokとのことだったので、楽しい様子が伝わる写真をセレクトしました。
Contents
初日 試乗馬→乗馬→テント泊
9/16(日) 快晴
10:30-12:30 近くで乗馬
2人の乗馬の様子や馬との相性をチェックするために、ツォクトさんやガイドで行くアッサンベーと、みんなでゲルの周辺を乗馬。
みっちゃんは去年内モンゴルで10日間の乗馬旅をしたというベテランさん!はるかは日本で乗馬体験をしたことがあるぐらいのどちらかというと初心者。2人ともかけ足もできてたし問題はなさそうです!
休憩中。ゲルの犬が終始付いてきてました。
12:30-15:00 お昼ごはん&休憩
ナイガーエクチ(エクチ:お姉さん)の手料理を食べ、しばし休憩。お昼寝タイムです……。
15:20-16:40 乗馬でテント泊へ!
テント、食材、荷物は車に詰め、身軽な状態で馬に乗ります。
一度寝てスッキリした頭と身体でいざ出発!テント泊の地を目指します。快晴で気温もあったかめ。乗馬日和です。
はるかのいい笑顔いただきました!
途中、遊牧民のおじさんに出会いながら、草原や家畜のいる景色を堪能。1時間ちょっと過ぎたところで休憩です。
16:50-17:50 乗馬
乗馬を再開してしばらくすると、平野から山間の景色に。今年の夏は雨がたくさん降ったらしく、とても青々としていました。
18時前にテント地に到着!膝が、痛い~!!アッサンベーに「エメー(おばあちゃん)になってる」と言われながらフラフラしながら下馬。ちなみにお尻の皮もむけて痛い!
体力のあるはるかはケロっとしてて、乗馬に慣れてるはずのみっちゃんは私と同じエメー状態。
膝の痛みに耐えるみっちゃんを見て笑うはるか、の写真を撮る私も膝が痛い(笑)
荷物を積んで先に着いていた車の運転手アマーさんと料理担当のエクチが、テントを張りその中に毛布を敷きごはんの準備をしてくれていました。自分たちは馬に乗ってやってくるだけ、と考えたらすごい楽なシステム!
明るくてまだあったかいうちにできることをしよう、ということで、ウェットティッシュで顔や体を拭いたり、順番にテントの中で着替えたり、お肌のケアをしたり(乾燥がすごい)、寝る時の荷物の準備をしたり。
「ガリンナーダム(火の祭り=焚き火)」をしようという話になり、落ちている木を拾ってきて準備万端。
太陽が沈むと急に温度が下がってきました。
18:45-22:00 晩ごはん&焚き火
晩ごはんはニースレルサラト(直訳:首都サラダ)と身体があったまるスープ料理。野菜もモリモリ入っていて、日本人向けになっています。
ノゴートイシュル(野菜入りスープ)。
準備していた木に火を付けてキャンプファイヤー!大はしゃぎして火の粉で帽子やデールを焦がしてしまったものの、それもまた良い思い出…。
少しして落ち着いたら、火を囲ってしばし歓談。歌の上手いアッサンベーのモンゴル歌を聞いたり、お返しに3人で日本の歌を歌ったり。空は満点の星空……。
あっという間に時間が経ちます。
22:30 就寝
さて、いよいよテントで寝る体制に。実際に寝袋と布団にくるまると、意外や意外。寒くなーい!!いつのまにか夢の中へ…。
2日目 乗馬→13世紀村→テント泊
9/17(月) 快晴
8:15 起床
風があまりこない山間部にテントを張っているため、なかなか太陽が昇って来ません。少し寒い朝。
8:45-9:15 朝ごはん
だんだん日が昇るにつれてあったかくなってきました。
寝袋を干したり歯を磨いたり、その辺をブラブラしたりして時間を過ごします。
丘の上まで登る2人をパシャリ。
みっちゃんとはるか、どこにいるかわかりますか???
拡大。
10:15-11:45 乗馬
さあ、2日目も張り切って行きましょー!
と言って出たものの、私の膝は15分ほどで痛くなり、1時間も経つと痛みが爆発。テント泊の前にも通訳要員として乗馬させてもらっていたので、その蓄積でしょうか。4日間連続で乗ると自分の限界が来ることが分かりました。もうこれ以上は…ってところでやっと休憩!
13:20-13:50 お昼ご飯
今日泊まるところで青空キッチン。
お昼ご飯はツォイワン。
13:50 13世紀村へ
馬で行くには結構遠いということで、車で行くことに。
14:20 敷地内到着
敷地内も車で移動します。
ばーん!
チンギスハーンのゲルでデールを着たり(左から私、はるか、みっちゃん)、
シャーマンのゲルで部族の違いを見たり、
勉強するゲルでモンゴルの縦文字で名前を書いてもらったり(みっちゃんの本名が読める人には読めちゃう…?)、
物作りゲルで遊んだり(写真は子どものゆりかご)。
気が付けば2時間半も経っていました!
16:50 テント泊の地へ戻る
遊び尽くしていざ出発。13世紀村ではお土産物屋さんが無かったので、近くの町のお店に寄ってもらいました。みっちゃんとはるかは明後日の朝早い便の飛行機なので、地元民のお店で地元のお土産を買います。
途中、車のトラブルで遊牧民の家庭に寄り、水をもらって到着したのは19時前。
ちょうど、日が沈む頃でした。
夕日が沈むのとは反対の空がピンクとブルーの2色に染まっていきます……絶景!
19:00 晩ごはん
サラダとスープ。美味しい~!
22:00 就寝
みんなでワイワイ喋って、みっちゃんがウトウトしてきたところで(笑)解散して就寝。
3日目 乗馬→乗馬→バーズ泊
9/18(火) 曇りのち晴れ
6:20 起床
朝日を見るため一旦起床。清々しい~!
8:00 しっかり起床
二度寝をして今度はきちんと起床。
8:40 朝ごはん
昨日と同じメニュー。
満腹になった後は、テントの後片付けや荷物の整理をします。
9:50 -10:45 乗馬
みんなで片付けたらはやい!予定よりちょっと早めに出発して午前の乗馬。
休憩。みっちゃん、はるか、アッサンベーは3人とも仮眠タイム。
11:10-12:05 乗馬
膝の痛みは薄らいできたというか、慣れてきたというか。なんか大丈夫になってきました。
12:30-12:50 お昼ごはん
ボダータイホールカ(焼き飯)。
13:00-14:30 昼寝
90分青空の下で爆睡!贅沢な時間。
14:45-15:45 乗馬
トルコ石のところまで来て休憩。バーズ(宿泊用ゲルキャンプ)までもう少し!
16:15-16:35 乗馬 ラストラン
最後は駆け足で!馬もはやく帰りたそうです。
17:00 バーズに到着&久々のシャワー
エルデネツーリストキャンプに何事もなく無事に到着!馬たちもお疲れ様!
併設されているシャワーはあったかいお湯が出るということで、久々のシャワー!2人は3日ぶり、私は6日ぶりでした~。お湯が出るシャワーは草原では貴重ですね。
19:00 晩ごはん
大きいゲルでレストラン風のワンプレート料理をいただきます。ツォクトさんの妹のジャクサーさんが作った料理…どれも美味しい!
ただ、時間差で汁物が出てくるというリアル飯テロ…。
食後は、他の旅行者の皆さんとお話したり、少し売ってたお土産を物色したり。
私はここでお別れして、元々泊まっていたゆうすけさんのゲルへ。2人ともモンゴル人の3人ともいろんなこと話せて充実してました~!かたや雨の中強行したり、雪が降る中テントじゃなくてゲルを建てるお客さんもいますが、今回は天候に恵まれ幸運でした。はるか、みっちゃんも大満足だったようで!!
実際にテント泊をしてみた2人の感想は?
最後に、帰国後にもらった2人のコメントを載せて締めさせてもらいます。
*みっちゃん*
出発前から雪が降るかもしれないと聞いていたので、テント泊への一抹の不安を抱いていました。
昼は暖かかったので、気持ち良く乗馬ができたのですが、陽が落ちると一気に冷え込み、コート+ウィンドブレーカーでも寒いくらい…。
十分な防寒をしていなかったのでテントで夜を明かせるのか不安でしたが、寝袋に入って上から布団を掛ければ、寒さを気にすることなく熟睡できました!
テント泊をしなければ見られなかったであろう綺麗な夕焼けと星空も満喫できて、とても充実した旅でした^ ^
お世話になった皆さん、ありがとうございました!!
*はるか*
360度自分たちだけしかいない広大な景色、星座もわからないくらい星でいっぱいの空、草原の上で大の字になっての昼寝、夕焼け、美味しいモンゴルのご飯、楽しいガイドさんたちと、テント泊での旅で忘れられないことがたくさんできました。
乗馬初心者など関係なく、本当に楽しめたと思います。
また絶対来ます!
ありがとうございました。
2人とも「次来るまでにモンゴル語を勉強しておく!」とリピーター宣言してくれました。次はナーダムの時期かな?私もまたガイドしたいなぁ。お待ちしていまーす!!
以上、2泊3日のテント泊の全貌でした!宿泊日数や見に行く観光地など、ご希望にあわせてプランニング可能です♫
興味のある方はコチラのページからご連絡ください。
以上、Yukiでした!
「食」記事担当yukiです!趣味は旅、カメラ、ツーリング、家事、などなど。モンゴルに行ったら遊牧民のゲルにお邪魔して、羊や牛の搾乳をしたり馬に乗らせてもらったりしてます。モンゴルの伝統的な肉料理から都会のおしゃれカフェまで、いろんなジャンルの「食」について紹介していきまーす(^^)