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ツオクトさんに聞いてみた
モンゴル人のツオクトさんに、漫画にでてくることについて聞いて見ました。
今回は草原で出会った二人の子供がライバル心をむき出しにして競争するという場面でした。この競争するという闘争心こそ、モンゴル人が古来から持ち続けるものです。
また、この競争には「ナーダム」というお祭りも大きく関わってきます。「ナーダム」とはどういうものなんでしょうか。
1.ドルジ君はナーダムにでる格好をしているようです。ナーダムって、どういうものなんですか?
ナーダムというのはモンゴル国のお祭り。中でもナーダム競馬はモンゴルを代表する競技で、モンゴルで一番速い馬を決めるために行われる。神事でもある。一番速い馬は大いなる栄誉を得る。
2.とくに、現代のモンゴルの草原の少年たちにとって、ナーダムとはどんなものでしょう?女の子は?
大人になるための儀式としての意味合いが強い。女の子もナーダムに出場するよ。
3.ネルグイ君は親をなくしてガイドのムタイさんと暮らしていますが、家畜の面倒をちゃんとみたり、他の少年に教えたりしています。 とても忙しいです。でも、ネルグイくんはナーダムにでたいと思っているでしょうか? ツオクトさんはどう思いますか?
遊牧民のこどもならみんなナーダムに出たいと思っている。ナーダムに出ることで大人になる。モンゴル人の子供にとって大事な儀式であり、大人になるためにナーダム競馬で馬とともに走ることは大切なこと。
4.ナーダムに優勝したら、騎手がえらいの? 馬がえらいの? ナーダムの主人公はどっちなんですか?
馬が偉い。
5ツオクトさんが子供の時はどうでしたか? ナーダムにでましたか?
4回ぐらい出たよ。