夏のモンゴル遊牧民の青年の1日の仕事

2017/08/23

トイレで一度3:30に起床。ゲルの天井がほの明るかったので、月かなーと思って外に出ると満天の星空!こういうのがねー、モンゴルの田舎の好きなところなのよねー。
今回はデジタルカメラしか持って来てなかったので星空の写真は撮れず。

寒くてまた寝付けなかったので、カイロ開封!貼らないカイロと足に貼るカイロ持って来ておいてよかった〜。

6:30に起きてしばらくボーッとタイム。太陽が出て来て日光があったかかったので、少し日向ぼっこ。でも風は冷たい〜〜!

昨日はナイガーエクチの一日を追ったので、今日はオーガナー(遊牧の仕事を手伝ってる青年)に密着しまーす!

お仕事①子牛を連れてくる

オーガナーの一日は、朝、どっかに行ってる母牛を見つけ、馬で追ってゲルのところ(子牛が入ってる柵の周り)まで連れてくることから始まります。

7時過ぎにナイガーエクチが搾乳を始めたので、私も少しのお手伝い。お姉さんが4頭搾乳してる横で私はやっと1頭。昨日よりはマシになったけど、やはりまだまだ敵いません。
オーガナーは子牛を一頭ずつ柵から出し、母牛の乳を吸わせ、しばらくしたらまた引き離し、私たちが母牛の搾乳してる間に子牛を繋いでおくという仕事をします。
はじめに子牛に乳を吸わせるのは、乳の出をよくするためと、子牛の唾液で乳を殺菌するためです。

9時過ぎにスーテーツァイで朝ごはん。

お仕事②家畜の囲い掃除

10時過ぎにいつの間にかオーガナーがゲルから居なくなってたので、外を見ると羊の囲いの中の掃除をしてる様子。糞が溜まったままだと、羊が病気にかかりやすいとか聞いたことあります。

お仕事③家畜追い

11:30〜12時過ぎにオーガナーと日本語ガイドのガラー、そして私の3人で馬に乗って羊と子牛を探しに行きます。

オーガナーが、家畜によって追いかける時の掛け声が違うと教えてくれました。牛は「フチッ」、馬は「チョゥッ」、羊とヤギは「チャーッ」って感じ。

チャーッ。

最初は1人で馬の綱を持ってたけど、「雨降りそうだから急ぐ」と私の馬をオーガナーが紐でつなぎ、そのままちょい走り(速歩)。走った時の波打つ感じが好きだなぁ。

帰って来て馬から降りるか降りないかのあたりで雨が激しくなり、3人でダッシュ、というか、2人がダッシュし私が置いてかれるという。ケラケラ笑う2人と遊ばれる私。ぐぬぬ…!
でも、ゲルの前で扉開けて待っててくれるあたりジェントルマン!

雨が止むとまた羊の囲い掃除をしたり、子どもたちと遊んだり。

少し手伝ったけど、地面と糞の塊の間をうまいこと削るのが難しい、かつ力いる!

サンドバッグにされる私。まともに受けたら結構痛いぞ。

人間跳び箱。

お仕事④薪割り

小雨の中、オーガナーの薪割りに参戦し自分用の薪を調達。「チャンカ、チャンカ!(もっと強く!)」と指導を受ける私。

15時〜16:30オーガナーと再び子牛追いへ。ついでにトルコの石碑のとこまで連れてってくれた!手ぶらで行ったため、写真は撮れず。

17〜18時、子どもたちの遊び声を聞きながらみんながいるゲルでうたた寝。

起きて子どもたちと遊んでいると、日本人の旅行者と、その運転手をしてたらしい親戚のおじちゃんとその奥さん・子どもたちが車で到着しました。

お仕事⑤その他もろもろ

一緒にスーテーツァイを飲んでいると、オーガナーに「行くぞ」と声をかけらる。なんやなんやと外へ出ると、バイクの後ろに乗せてくれ、離れに置いてあるペットボトル収集へ。
寒かったけど、なかなかなスピードで草原を走るのは最高!!途中チンさむロード(死語?)みたいな場所あって、ふわっと体が浮く。くぅーったまらん!

取ってきたペットボトルに牛乳やタラク(ヨーグルト)を入れるのを手伝う。ゆうすけさんの親戚夫妻(ナライハの町に住んでる)にあげるらしい。いいなぁ、自家製乳製品もらえるって!

19時に晩ごはん。親戚家族と日本人旅行者と共に賑やかな食卓。バンシタイ・ノゴートイ・ゴエモントイ・シュル(餃子・野菜・麺入りスープ)をいただく。
相変わらずちょうどいーい塩加減!バンシ(餃子)のタネにもすこーし塩入れてるのか、肉汁も美味しくてたまらん!!

食後のだんらん*

食後、子どもたちに折り紙でパックンチョを作ってあげたり、オーガナーと話したり腕ずもうをしたり(私の両腕vsオーガナーの右腕ではギリギリ勝利)して遊ぶ。

オーガナーが、モンゴルの四季は、春2〜4月、夏5〜7月、秋8〜10、冬11〜1月と教えてくれた。去年と一昨年の8月は暑かったから、8月は勝手に夏だと思ってたけど秋なら寒いのも納得。今でこんだけ寒いなら、冬はもっともっと冷えるねー。

続いてモンゴル式じゃんけん(5本の指で戦う。弱い順に、小指<薬指<中指<人差し指<親指<小指)をしてると、ゆうすけさんとガラーも参加。
負けたらデコピンの罰ゲーム付きで、これがなかなか盛り上がる!

オーガナーがまた暖炉に炭を足してくれ、これで朝まで冷えないだろう、と。ありがたや〜!

オーガナーとガラーは離れに住んでいるらしく、「サイハン・アムラーライ(よく休んでください=お休み)」と言ってバイバイ。寝支度をしていたら、日本人旅行者が使っている隣のゲルからみんなの笑い声が。またモンゴル式じゃんけんで盛り上がってる様子。

楽しそうに笑ってるのを聞きながら「人が少ないから/物が少ないから、つまらない/やることがない」ではなく、何も使わなくても済む楽しさを見出したり、人とたくさん話したりして、自分次第でどうとでも出来るんだな、と思いました。ものの豊かさよりも心の豊かさとでも言いましょうか。やっぱり、モンゴルの田舎好きだわ〜。

暖炉の火が勢いよくなりゲル内が暑くなってきたので、ドアを開けて空気が少し冷えるのを待つ。22時ごろ就寝。

yuki
「食」記事担当yukiです!趣味は旅、カメラ、ツーリング、家事、などなど。モンゴルに行ったら遊牧民のゲルにお邪魔して、羊や牛の搾乳をしたり馬に乗らせてもらったりしてます。モンゴルの伝統的な肉料理から都会のおしゃれカフェまで、いろんなジャンルの「食」について紹介していきまーす(^^)
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