6/8からワクチン完全接種者はモンゴル国での隔離無し入国が認められました。(モンゴル政府発表)
モンゴル政府は、6月8日、入国者に対する隔離措置に関する規則の一部変更を発表しました。今回の変更により、(1)新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を完全に終えた入国者、(2)入国から4か月以内に新型コロナウイルス感染症に罹患した後、完治したことを証明できる文書を持つ入国者、のいずれかに該当する入国者に対しては、隔離施設における隔離及び自宅における隔離の両方が免除されることになりました。
※(1)、(2)のいずれにも該当しない入国者に対しては、これまでどおり、
・隔離施設(ホテル等)における7日間の隔離及び自宅における7日間の隔離(計14日間)が義務付けられています。在モンゴル日本国大使館発表 6/11
※6/28上記について以下のように変更がありました。
これまで、(1)新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を完全に終えた入国者、(2)入国する直前4か月以内に新型コロナウイルス感染症に罹患した後、治癒したことを証明できる文書を持つ入国者、のいずれかに該当する入国者に対しては、隔離施設(ホテル等)における隔離及び自宅における隔離の両方が免除されてきましたが、今回の変更により、(1)、(2)のいずれかに該当する入国者に対しては、7日間の自宅隔離が義務付けられることになりました。
2021年6月28日以降は(1)、(2)の両方を満たしていないと隔離が必要となりますのでご注意ください。
以下文章は変更前の情報になりますのでご注意ください。
ワクチン接種を完全に終えた入国者に対する措置
ワクチン接種を完全に終えた入国者で以下を満たすものは隔離措置が免除されます。
- 入国前72時間以内に受検したPCR検査の陰性証明書の提示が必要
- 新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を完全に終えた後、14日間が経過している者
※ワクチン接種を完全に終えていない子供を伴い入国する場合、その保護者(父母両方がいる場合はそのいずれか一方でも可)は子供とともに隔離施設における隔離措置及びその後の自宅隔離に服す
証明する書類について
隔離措置免除で入国するためには、上記2点を証明する書類の提示が必要です。在モンゴル国大使館によると書類の内容として以下が必要とのことです。
- ワクチンの種類について指定はない
- ワクチン接種を完全に終えた後、14日間が経過していることを証明するには、モンゴル側の当局者が理解できる文書
- 英語で記載されているもの
- モンゴル政府が発行するワクチン接種証明書(接種年月日、接種回数、ワクチンの種類、接種場所等が記載され、発行機関の公印が押されているもの)に沿ったものを提示
モンゴル政府が発行するワクチン接種証明書がどんなものかわからないので少しふわっとしていますね。入国時に書類をチェックする人の裁量次第のところもありそうなので、どのような書類であれば問題ないかは大使館に問い合わせるなどして確実を期す方がいいです。
条件を満たすことでモンゴル国へ隔離なしに入国できるのは一歩前進ですが、問題は日本への帰国時です。
モンゴルから日本へ帰国時の制限
6/20現在ではモンゴル等海外から日本への帰国時に以下の制限・書類などが必要です。
①検査証明書の提出(出国前72時間以内の検査(陰性)証明書の提出)
②入国時は空港等からの移動も含め公共交通機関の使用は不可(入国後に待機する滞在先と空港等から移動する手段について検疫所に登録が必要)
③空港でのPCR検査
④14日間の自己隔離(毎日報告義務などのルールも厳格)
⑤誓約書提出
⑥スマートフォンの所持、指定アプリのインストール
入国制限が緩和されるのはいつ?
一番のハードルは海外から日本への入国ですね。この入国制限が緩和されない限り、海外旅行は現実的ではないでしょう。
入国制限の緩和は日本国内の感染状況と政治が絡むのでいつからかの予測は困難ですが、オリンピック終了の9月まで緩和されないことは確実でしょう。現実的には10月の選挙が終わって冬のコロナ再拡大時期を乗り越えた来春以降になるのではないでしょうか。
来年の夏にはモンゴルへ自由に行けるような状態になっているといいですね!
最新情報は下記の在モンゴル日本国大使館のURLを参照ください。
https://www.mn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/coronarelated20210611.html
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