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景勝地として大人気のテレルジ国立公園
テレルジは首都ウランバートルの近くにある国立公園です。
景勝地として有名なところで、山あり川あり草原ありとモンゴルの自然が良い感じにつまっている綺麗なところです。
首都ウランバートルで働くモンゴル人は土日になると、友達や家族でツーリストキャンプに泊まりにきたり、川沿いでキャンプして過ごします。
テレルジにあるMonastery寺からの眺め
テレルジはモンゴルではない?
ただ、モンゴル在住日本人は声を揃えて言います。
「テレルジをモンゴルと思ってもらっては困る」
いったいなぜでしょうか。
テレルジがモンゴルじゃない3つの理由
ツーリストキャンプが立ち並びすぎて観光客が多い
テレルジは観光地になっているため、観光客や首都から草原に遊びに来るモンゴル人(結構多いんです)のためのツーリストキャンプが立ち並んでいます。
せっかく広いモンゴルにきたのに、まわりに観光客ばかりだとげんなりしますよね〜〜
夜になるとどこからともなくディスコの音が聴こえてきて、なんだか眠れないという日も。。
モンゴルの若い人はディスコが大好きなので、夏はほぼ毎晩どこかのキャンプでディスコをやっている感じです。
疲れている馬が多い
テレルジには乗馬する人向けに用意された馬がたくさんいます。観光客が多くて乗馬したことない人が多いため、元気のないおとなしい馬が多くいます。
馬に揺られていたいだけならテレルジの馬は安全で良いですが、馬の動物としての力を感じて、モンゴルの大草原で思い切り走りたいという人には向きません。かえって「モンゴルの馬はこんなものか。動物園の生き物と変わらん」などと残念な誤解を生んでしまうでしょう。
テレルジの馬ははみを噛んでいるところの口がすごく硬くなっています。お客さんをいつも乗せているとはみのあたる口のところにテンションがいつもかかる状態になるため、皮が厚くなって硬くなります。そうなると、人間が手綱を引っ張ってもビクともしなくなります。強く引かないと馬が言うことを聞かなくなってきます。すると馬を御すためにはどんどん力が必要になることになり、普通の観光客が引っ張ったぐらいではビクともしない、おとなしい馬の完成!
僕も始めてテレルジで馬に乗った時、遊牧民がいないと全く言うことも聞かないし、走りもしない馬にほとほと疲れたことがあります。
言うことを聞かないのは僕のスキル不足ですが、遊牧民であっても疲れた馬を走らせるのは大変だし、馬にとっても可愛そうなことです。
広大な草原があまりない
テレルジは山あり川あり木ありと、モンゴルには少ない自然がたくさんあります。だからモンゴル人にとってはすごく良い場所になっています。
でも日本人からしてみれば、このような景色は日本でもありそうな気がしませんか?(ないかな笑)
モンゴルはやっぱり大草原が気持ちいい
せっかくモンゴルにきたんだったら、どこまでも続く草原をみて欲しいです!
もちろんテレルジで馬を借りてトーラ川を渡ってナライハ大草原の方へいけば、草原で思う存分駆け抜けることができます。ちょっと距離があるので日帰りは大変ですが、ぜひチャレンジしてみてください。
ウランバートルから近くて気持ち良い草原はナライハ大草原です。
ナライハ大草原(ツオクトモンゴル乗馬ツアー提供)
草原から立ち上る強いハーブのような匂いがなんとも言えません。
たまにエーデルワイスが咲いていることも・・・
モンゴルにきたらぜひ大草原で思いっきり乗馬してくださいね!
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